『Discover Japan』2017年7月号
離島特集が組まれています。
三島村硫黄島が紹介されています。
http://youtu.be/TDL2jUuV-RM
『忘れられた島』 著者・・・森まゆみ
九州南端から約二七浬の沖合、黒島・硫黄島・竹島の三島は昔から「上三島」とか「口三島」とか呼ばれている。先祖が選んだ土地で人々は文句もいわず淡々と生きてゆく。近代化が遅れた分、昔ながらの生活様式や風習風流が残っていて、民俗学者には格好の研究対象だった。(全62ページ)(Amazonより引用)
<目次>
黒島(舟着場/最初の印象/大里部落 ほか)
硫黄島(舟着場/硫黄ガ岳/安徳天皇と俊寛/部落 ほか)
竹島(昭和硫黄島/舟着場/飛魚の村 ほか)
『島の歳月』 著者・・・日高重行
黒島出身の写真家による シホウガン送り、カンツケ祝いなど、島の伝うべき習俗の数々を記録した写真集です。(A5判変形131ページ)
解説・島の歳月──氏神様のこと,年中行事,島の暮らし,子どもの誕生,葬制
1部 年中行事──正月ドンツレから霜月祭りまで
2部 葬礼と氏神様──シホウガン送り,遷宮,カンツケ祝いなど
3部 暮らしの中の風景──農耕と往来
『私は忘れない』 著者・・・有吉佐和子
黒島を舞台にしたストーリーです。(358ページ)
現在、黒島大里地区には、有吉佐和子さんの顕彰記念碑が建てられています。
日本のめざましい経済成長の陰に、電信電話もなく台風の被害も報道されない僻地。海の荒れる時は定期便の船さえ近づけない閉ざされた南の離島、黒島。スターの座を夢みながらチャンスを逃した門万里子は単身黒島へ旅立ち、自然との闘いの中でたくましく運命を切り開く人々の純朴な姿に心を打たれる―。明るい筆致で、厳しい日常生活の中に人間らしさの恢復を試みた問題作。(Amazonより引用)