硫黄島 さよなら。

桜が満開の季節を迎えるころ、桜の咲かない島には紙テープの華が舞っています。

一緒にに遊んだ、兄さん姉さん、幼い妹達も別れの淋しさを知ります。

そして、島立ちを迎えるこども達…島の大人が背中をポンと押してあげるのです。

淋しいけれど、精一杯手を振って見送ります。

「またいつか、お元気で」

今日はいつもより長く、サヨナラの汽笛が鳴っている、硫黄島の港でした。